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Column

2024.05.06
子どもに多い歯並びって?

不正咬合とは歯並びと上下の歯の噛み合わせに異常がある状態の事です。
不正咬合の問題点は見た目だけではなく、噛み合わせが悪いと上手く食べ物が噛めなかったり
発音が正確にできなかったりします。

不正咬合の種類 

上顎前突

上の前歯が強く傾斜したり上の顎が前に出ている状態です。
遺伝や指しゃぶり、下唇を嚙む癖が原因になる事もあります。
         

    

叢生

歯が生えるスペースが不足して歯がねじれたり、重なって生えてしまっている状態です。歯垢がたまりやすく虫歯や歯周病の原因になります。

 

反対咬合

上の歯よりも下の歯が外側に出た状態で、受け口や下顎前突とも呼ばれます。 歯並びが原因の場合は矯正治療で治る場合もありますが、骨格の問題であれば外科矯正治療が必要な可能性もあります。 

開咬

奥歯で噛み合わせた状態で前歯に隙間ができ、上下の前歯が噛み合わない状態です。長期の指しゃぶりや舌の癖、口呼吸、遺伝による骨格が原因になる事もあります。

過蓋咬合

奥歯で噛み合わせた時に上の前歯が下の前歯を過剰に覆ってしまう状態です。上下の顎のバランスが取れていなかったり、乳歯の早期脱落などが原因です。


小児矯正のメリット

・抜歯の可能性が減る
 顎が小さく永久歯が生えるスペースが足りない場合は、歯並びを広げて永久歯が生えるスペースを作ります。大人になってから矯正を行う場合に抜歯が必要な症例でもあごの成長期である子どもの時期に矯正を行うことで、抜歯をする可能性を減らせる事があります。

・顔のバランスを整える
 子どもの時期にあごは成長するので、噛み合わせが悪い状態を放置しておくと顔のバランスが崩れる可能性があります。
子どもの時期に矯正を行う事で、噛み合わせが改善されあごの骨がバランス良く成長し、顔のバランスが整えられます。

・永久歯が悪い方向に生える可能性が減少
 乳歯が長く残っていると永久歯が乳歯を避けて生えてくるので、位置がずれる原因になります。乳歯が抜けるタイミングをコントロールする事で永久歯が歯並びとずれて生える原因を解消し、永久歯の歯並び・噛み合わせの悪化の予防につながります。

・正しい発育を促す事が出来る
 指しゃぶりや舌癖(ぜつへき)などの癖は噛み合わせや口の機能、全身の健康にも大きく影響します。子どもの頃に身についてしまった癖や習慣は大人になっても抜けない事があるので、適応能力が優れている子どものうちに悪い癖は直しましょう。
歯列矯正と並行しながらあごの発育に悪影響を及ぼす癖を正す事で健やかな成長を促す事が出来ます。

・コンプレックスの解消
 子どもの時期に歯並びを改善する事は、歯並びや顔のバランスの悪さなどのコンプレックスの解消につながります。

小児矯正のデメリット

・治療期間が長引く事がある
 小児矯正には通常、数年単位の長い期間が必要です。特に小学生の間は歯並びが変わりやすいため、長期間の通院が必要になります。

・再治療が必要になる事がある
 小児矯正では細かい歯のねじれやガタガタは治療出来ません。想定外の成長があったり骨格的な問題が解決しなかった場合は、成人矯正が必要になる事もあります。

・治療の結果に差が出る
 自分で着脱する装置の場合、医院で指示された装着時間を守らなければ治療が長引く事があります。

まとめ

矯正治療は治療や経過観察で長期に渡って通院が必要になる場合があります。メリットとデメリットを理解して納得した上で、治療を始めていきましょう。
小児矯正をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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