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よくあるご質問FAQ

小児矯正

Q矯正は何歳から始めるべきですか?

A5歳から10歳がおすすめです。
歯の矯正は、不正咬合の程度によりますが、5歳から10歳くらいの、乳歯と永久歯の生え変わりの時期に始めるのが理想です。しかし、歯と歯茎が健康な状態であれば、年齢に関わらず矯正治療を始めることができます。

Q子供に矯正は必要ですか?

A子供のうちから矯正治療を始めることが望ましいです。
子供のうちから始めることのメリットが多いからです。

・抜歯することなく治療できる
・骨の成長を利用した治療が行える
・顎の成長を正しい位置に促せる
・むし歯や歯周病の予防に繋がる
・見た目の悩みを解決できる
・顔や顎のゆがみを軽減できる
・大人になってからの治療期間が短くなる

しかし、デメリットもあるので、矯正した方が良いかどうかはかかりつけの歯科医院や矯正を取り扱っている医院に一度ご相談ください

Q何歳までが対象ですか?

A小児矯正(第一期治療)に限る場合は、12歳頃までに完了することがほとんどになります。
第一期治療は永久歯が正しい位置に生えるように顎が正しく成長するのを促す矯正のことです。永久歯は12歳頃には完全に生え変わるため、永久歯が生え揃ってしまってからでは第一期治療は難しくなる場合が多くなります。

Q乳歯で隙間がある場合、矯正した方がいいですか?

A乳歯の歯と歯の間には、隙間があるのが正常なのです。 決して悪い歯並びではありません。 逆に、歯と歯の間が隙間無く生えていると、乳歯よりも大きな永久歯が生えてくる時に、歯並びが悪くなりやすいと言われています。 しかし、乳歯の歯と歯の間に、隙間が開いていないからといってすぐに心配する必要はありません。

Q矯正すると虫歯になりやすくなりますか?

A虫歯になりやすくなります。主な要因として3つ挙げられます。

①矯正器具に汚れがつきやすい
矯正器具は凹凸があるため、食べカスや歯垢(プラーク)がつきやすく歯磨きが難しくなります。
また、矯正器具が固定式の場合、ご自身で取り外しができないため、歯ブラシが届いていない箇所は長期にわたって汚れがついてしまうことになります。

②唾液の自浄作用の低下
唾液には汚れを洗い流す「自浄作用」、虫歯の原因となる酸を薄める「ph緩衝作用」、口の中の細菌の増殖を抑える「抗菌作用」、脱灰した歯を健康な状態に戻そうとする「再石灰化作用」など口の健康には欠かせない役割があります。
しかし、器具があることで唾液が歯の隅々まで行きわたりにくくなるため、これらの作用が十分に発揮されづらくなります。

③歯磨きのモチベーションの低下
矯正の治療期間は2~4年程度はかかり、その間、食事や間食のたびに歯磨きが必要になります。
また、丁寧に時間をかけて行う必要があるため、歯磨きのモチベーションが下がってしまい、サボり気味になってしまう方も少なくありません。装置に合わせた適切な歯磨きの方法で行い、高い意識をもって継続することが大切になります。

Q矯正しても後戻りが心配です。

A小児矯正で歯並びを整えても、生活習慣などが原因で後戻りを起こすことがあります。後戻りとは、矯正で整えた歯並びが治療前の位置に戻ろうと歯が動くことです。
整えた歯並びが後戻りしてしまっては、治療した意味がありません。そのため、小児矯正後の後戻りの原因を知り、予防することが大切です。

小児矯正直後の歯や顎は不安定なため、何も対処しなければ歯が動きやすいのです。特に、矯正を終えた3~6か月の間は、後戻りを起こしやすいといわれています。
小児矯正だけでなく成人矯正にも後戻りするリスクはありますが、小児矯正のほうが後戻りしにくいといわれています。小児矯正は、成長段階である3~12歳の頃に小児矯正を開始することで、こどもの成長を利用して歯並びも顎も整えられます。

つまり、理想的な位置に歯を導きながら、永久歯を並べる土台も整えられるため、歯が元の位置に戻りにくいのです。
後戻りの主な要因としては、リテーナーを使用していない、悪習慣の再発、定期的なメンテナンスに通っていない、子供の成長による歯並びの変化、などが挙げられます。

矯正が完了した後も、歯科医院の指示に従い、気になった事は相談するようにしましょう。

Qどれくらいのペースで通院が必要ですか?

A小児矯正の場合は基本的には2~3カ月に1回です。
治療によっては矯正開始直後は月に1回通院が必要な事もあります。
矯正以外でも虫歯治療やメンテナンスには定期的に通院の必要があります。
ベースの通院頻度は上記の治療内容に応じた通院頻度になりますが、県外や海外に在住している場合や、仕事や学校の授業や習い事でどうしても都合がつきにくい場合は、治療スケジュールを調整することもあります。事前にお伝えいただけると調整することが可能ですので、予定が分かり次第お伝えいただけると良いと思います。

Q矯正中は食べてはいけないものはありますか?

A固定式の矯正器具がお口の中に入る場合、引っ掛かりやすいものや、粘着性のあるもの、硬くて大きなものなどは避けていただくことがあります。
食べてはいけないものは基本的にはありませんが、事前に小さく切ったり、スープ状にしたり、お口の中で溶かして食べていただいたりと、食べ方を工夫していただければ、ほとんどの物は召し上がっていただけます。

ただし、矯正器具が口腔内にある場合、口内炎ができてしまうことがよくあります。その場合は、酸っぱいものや刺激物など、しみやすいものは避けていただいた方が良いでしょう。

Q矯正中の歯磨きはどうしたらいいですか?

A矯正中は装置がお口の中についている状態になります。矯正中は普段よりも丁寧に時間をかけて歯を磨くように心がけましょう。
矯正中の歯磨きには、以下のような3つのポイントがあります。

・歯磨きの頻度は1日3回にする
・優しい力加減で磨く
・鏡を見ながら磨く
それぞれのポイントについて解説します。

矯正中の歯磨きの頻度は、できるだけ1日3回にしましょう。
食後に毎回歯磨きをするのは大変ではありますが、歯と矯正器具の間に歯垢や食べカスなどがたまりやすく、通常よりも丁寧なケアが求められます。
力を入れすぎずに、やさしく歯を磨きましょう。
矯正器具をつけながら歯磨きをすると、普段よりも磨きづらいため、つい力が入りやすくなります。

しかし、歯磨きの際に力を入れすぎると、かえってきれいに汚れを除去できなくなる可能性が高まります。
鏡を見ながら磨きましょう。

矯正中は、鏡を見ながら歯を磨くことをおすすめします。
鏡でチェックすることによって、磨き残しに気付きやすく、歯周病や虫歯の発生を予防しやすくなります。
歯磨き粉が泡立って歯の状態が見づらい場合には、低発泡タイプの歯磨き粉を使う方法もあります。

Q大人と子供の矯正の違いは何ですか?

A大人も子供も歯列矯正の目的は「永久歯を美しい歯並びにすること」です。しかし、子供と大人では、そこに向かう工程が異なります。大人は、既に生えている永久歯を成長し終わった顎の大きさに合わせて動かしていきます。子供は、永久歯に生えかわる時に、永久歯が理想的な位置に生えるように導きます。

子供の歯列矯正(1期治療)は、永久歯が生えそろう前に行います。顎の位置や大きさ、形を整えながら、永久歯をできるだけ理想に近い歯並びへ近づけます。12歳臼歯が生えそろうまでは、顎の成長を導きながら治療します。
12歳臼歯が生えそろった以降(2期治療)については、成長の変化はあまりないので、その時の顎の大きさに合わせて歯を動かしていきます。これは、大人の歯列矯正に近い工程になります。

大人と子供の矯正の大きな違いは、成長に伴って歯を動かすか、成長した顎に合わせて歯を動かすか、というところになります。

Q子供で抜歯は必要ですか?

A小児矯正では、次に生えてくる永久歯が綺麗に並ぶようにスペースを作る治療を行います。
そのため、成人矯正をするときには抜歯をする必要がないケースがほとんどです。
できるだけ健康な歯は抜かずに残しておきたいですよね。もし、将来的に歯列矯正をするつもりなのであれば、子供の頃から歯列矯正を始めることをおすすめします。

Q矯正治療中に虫歯になってしまったら?治療はできますか?

A基本的には、「矯正歯科治療をスタートする前に、むし歯を治療する」というのが一般的です。
しかし、むし歯の症状や状態によっても対処法が異なるため、虫歯治療をせずに歯科矯正を始めることができるパターンもあります。

そのため、矯正歯科治療を検討している場合「一般歯科でむし歯の治療を終えてから、矯正歯科に行こう」というのではなく「どの歯を治療し、どの歯を治療せずに矯正歯科治療を進めることが最も適切か」を、検討してもらうことが大切です。

また、矯正治療を進めていくうちに今まで見えなかったむし歯が見つかるケースもあります。
特に、歯と歯のすき間や歯が重なっている部分は、残念ながら元からあったむし歯が見つかることも少なくありません。専門分野の違いはあっても歯科医師が診ていることに変わりはありません。矯正歯科専門のクリニックであっても、むし歯を発見した際はむし歯があることを教えてくれます。

一般歯科であればそのまま治療に入りますが、矯正歯科専門の場合は一般歯科に紹介状を書いたり、虫歯処置の依頼を出したりするケースが多いです。
ひとつの歯科クリニックで総合診療を行っており、一般歯科にも矯正歯科にも対応できる場合は、同じクリニックでの治療も可能です。
ワイヤー矯正の場合、むし歯の位置や程度によっては矯正装置を装着したまま治療を行えることもありますが、ワイヤーやブラケットが干渉する位置にむし歯がある場合には、軽度であっても装置の取り外しが必要です。

ワイヤー矯正の矯正装置は、マウスピース矯正のように患者様本人による着け外しはできません。歯科医師による着け外しにも精密な調整が必要なため、むし歯の治療期間中は矯正装置を取り外しておき、矯正治療は一時中断しなければならない可能性が出てきます。
そのため、矯正治療の期間が長引いてしまう場合もあります。

Q矯正の医院選びのポイントは?

A矯正するにあたって、歯科医院選びのポイントはいくつかあります。

・日本矯正歯科学会の認定医(専門医)が在籍しているか
・信頼できる医師/クリニックかどうか
・自分にあった矯正装置を選ぶことができるか
・自分にあった費用/支払い方法で矯正できるか
・トラブルが生じた際のフォロー体制が整っているか
・歯科矯正のための設備が整っているか

などです。矯正は費用も高額で長期間の治療になることが多いので、患者様ご自身が通いやすいかどうかが一番のポイントになると思います。

初診の方へ

Q診察の予約はできますか?

A初診の方はご都合の良い時間をお電話またはWebにて予約していただくことが可能です。
原則予約優先制です。

Q予約無しでも受診できますか?

Aお痛みやつめ物、かぶせ物が取れたなど急を要する場合は予約無しでも受診できますので、直接ご来院下さい。
ただし待ち時間が出る場合がございます。できるだけ事前にご連絡ください。

Q初診ですが、何を持ってきたらいいですか?

Aマイナンバーカードまたは保険証、医療証、医療券をお持ちください。
お薬手帳や母子手帳もあればお持ちください。

Q初診の場合費用はどれくらいかかりますか?

A3割負担の方で処置の内容にもよりますが、3,000~5,000円程度です。
矯正相談、セラミック治療相談、ホワイトニング相談は費用はございません。

Q最終受付時刻は何時ですか?

A初診の方はカルテの準備などありますので、平日18:00、土曜15:30までにお越しください。
(再診の方は平日18:45、土曜16:15最終受付です。)

Q保険証がない場合がどうなりますか?

A一旦10割をお支払いいただき、後日保険証をお持ちいただいたら返金します。

Q支払い方法は何がありますか?

A保険診療、自費診療ともにはクレジットカード(Visa・Master・JCB・Amex・Diners)、PayPay、現金が可能です。

Q土曜日の診療は別途料金がかかりますか?

A当院の営業時間であれば、土曜日も特に休日加算はございません。

Q医療費控除できますか?

Aその年の1月から12月までの1年間に支払った治療費の合計が10万円を超えた部分が医療費控除の対象となります。
ご自身や生計を共にする家族のために支払った治療費が対象になります。

Q領収書の再発行はできますか?

Aできません。紛失しないように気を付けてください。

Qセカンドオピニオンは可能ですか?

A可能です。レントゲンなどのデータなどある場合はお持ちください。

Q矯正やかぶせの相談をしっかりしたいのですが、可能ですか?

Aカウンセリング専用の個室がありますので、お時間をとってしっかりと相談できます。

Q当日オフィスホワイトニングはできますか?

A基本的にはお口の状態を見せていただいて、歯石除去が虫歯治療をしてからになるので、当日施術はお断りしております。当日空いていればご案内可能な場合もございます。

Q個室を利用できますか?

Aほとんどの診療室は全て区切られていてプライバシーには配慮していますが、お子さんや落ち着いて診療を受けたい方は完全個室のご予約も可能ですので事前にお電話でご予約ください。

Q車いすのまま入ることができますか?

Aはい。当院は2階にありますが、エレベーターを完備しています。
3階に駐車場もございますのでご利用ください。

Q何歳から受診できますか?

A基本的には歯が1本でも生えていたらフッ素の塗布は可能です。歯茎の異常などあれば0歳でも診療可能です。

Q託児サービスは何歳から可能ですか?

A基本的には生後3か月から可能です。各診療台の横でベビーカーに乗った状態で過ごしていただくことも可能です。スタッフの調整が必要ですので、できれば事前に電話で連絡ください。

アクセス

Q駐車場はありますか?

A3階に41台の駐車場を完備しております。
受付にて割引券を発行します。1時間までは無料になります。

Q駐輪場はありますか?

A1階に駐輪場があります。

診療案内

Q知覚過敏の治療はできますか?

A原因がいくつかありますので、診察して治療法を提案します。
知覚過敏用の塗り薬で改善する場合や、マウスピースを作成したほうが良い場合など様々です。

Q睡眠時無呼吸症候群の治療用のマウスピースは作れますか?

A医師の診断書があれば保険適用で作成可能です。

Qドライマウスの治療はできますか?

A可能です。乾燥が著しい場合、虫歯や歯周病になりやすいので受診をおすすめします。

虫歯治療

Q歯がしみるのですが虫歯でしょうか?

A虫歯の症状の1つですが、他にも歯ぎしりや食いしばり、強い力での歯磨きなどで歯に負担がかかり知覚過敏になっている場合も考えられます。放っておくと悪化してくるので、早めに受診ください。

Q虫歯治療の時の麻酔はどれくらい効きますか?

A個人差がありますが、おおよそ2時間くらいは持続します。
口の中を怪我する恐れがあるので食事は麻酔が切れてからにしてください。

Q詰め物やかぶせ物がとれたらすぐに受診した方がいいですか?

Aはい。日にちがあくと元に戻らない可能性が高くなります。2~3日中には取れたものをお持ちください。

Q金属アレルギーですが保険で金属以外の材料で治療できますか?

A医科で金属アレルギーの検査を受けて診断書がある場合は保険適用で金属以外のつめ物やかぶせ物が可能です。
歯科で使用している金属の種類に関してはお問合せください。

Q歯に白い線がついていて、歯ブラシでみがいてもとれません。これはなんですか?

A白班(はくはん)と言って、むし歯のなりかけです。
特に、唾液による自浄作用(自然に生じる清浄力)が悪い上の前歯に多く見られます。
白班になっている部分の汚れをしっかりと毎日除去し(歯ブラシを当てる)、フッ化物の塗布など行うと「再石灰化」してもとのような歯に戻る可能性があります。
このままほうっておくと、茶色い線になり、穴があいてしまいます。

歯周病治療

Q歯周病を自分で調べる方法はありますか?

A軽度の歯周病は自分では自覚症状があまりなく、重度になり歯が揺れてきてからお越しになられる方がとても多くいます。
歯磨きやフロスを使用しているとき歯茎から出血したり、口臭がしたら要注意です。
歯周病に不安をお持ちの方はお早めに歯の定期健診の受診をお勧めしております。

Q歯周炎と歯肉炎は違うものですか?

A歯周炎とは、炎症が歯茎だけでなく歯の周辺の広範囲に及び歯を支える骨まで広がった状態です。
一度減少した骨は戻らないため、悪化しないように複数回の治療が必要です。
歯肉炎とは歯の周辺の歯槽骨は正常な状態で、炎症が歯肉のみに及んでいる状態です。

Qプラークコントロールとは何ですか?

Aプラークコントロールとは、歯垢(プラーク)を適切な歯磨きや歯間ブラシ、フロスなどの使用で除去することです。虫歯や歯周病菌増殖を抑えることで虫歯や歯周病の予防ができます。

Q歯周病は何歳位から起こるものですか?

A歯周病は、一般的に40、50代くらいから症状がでる場合が多いですが、若い時期から歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は起こっている場合も多々あります。
歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診が重要です。

Q歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?

A歯槽膿漏と歯周病は同じものです。
これまでは歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出る症状から「歯槽膿漏」と呼称されていましたが、
近年は歯肉だけでなく歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状があらわれるため「歯周病」という名称が広く用いられるようになりました。

親知らず

Q親知らずは抜いたほうがいいですか?

A痛みが出たり腫れたり、手前の歯の虫歯のリスクが高い場合、抜歯を勧めてます。
特に問題がない場合は置いておいて構いません。

Q親知らず治療の費用はどれくらいかかりますか?

A親知らず治療の費用3割負担の方で3,000~5,000円ほどです。

ただし、歯の位置によって値段が変わります。
また別途レントゲン撮影の費用や薬の費用がかかります。

Q総合病院に紹介できますか?

A可能です。当院から紹介状を発行します。希望の病院があればお申し出ください。

入れ歯

Q入れ歯が壊れてしまった場合、修理はしてもらえますか?

Aワイヤーが折れた、歯が取れた、割れてしまったなど適切に使用していても破損することはあります。
よほどひどい破損でない限りは、保険内で修理をすることは可能です。
破損の程度によって当日お返しできる場合と数日お時間をいただく場合があります。

Q入れ歯の作製にはどのくらいの時間がかかりますか?

A入れ歯の種類やお口の中の状態によっても変わってきますが、通常は当院の場合1ヶ月ほどで完成します。
歯の本数が多い入れ歯ですと噛み合わせの調整などに時間をかけるため来院いただく回数は多くなります。
完成するまでの間は、現在お使いの入れ歯を修理したりすることも可能です。
遠方からお越しの方や、事情があってお急ぎの患者さまの場合には、スケジュールを調整して短期でお作りすることも可能です。お気軽にご相談ください。

Q自費の入れ歯と保険の入れ歯は何が違うのですか?

A保険で作る入れ歯は、歯科用プラスチックと金属と保険で決められた材料を使用しています。
一方で自費の入れ歯は、よりよい素材で入れ歯を作るので、厚みや大きさを抑え、良好なフィット感も得られます。
当院では金属床やノンクラスプデンチャーの作製ができます。
違和感が少ないのでしっかりと噛め食事をおいしく食べれますし、見た目も金属製のバネが見えません。

Q入れ歯はどのくらいの期間使用できますか?

A入れ歯の素材や、メインテナンスの状況によって、耐用年数は変わってきます。
歯茎の状態も変化しますので定期的な調整が必要です。
しかし、強度のある素材などを使用すれば、より長持ちする入れ歯を作ることができます。

予防歯科

Q通院頻度はどれくらいが良いですか?

Aお口の状態にもよりますが、3か月~半年に1度をおすすめしてます。

Qスポーツ用のマウスピースは作れますか?

A可能です。健康保険適用外ですので自費になります。8,000円です。

Q歯医者には歯が痛くなった時に行けば良いのですか?

A歯の痛みとは関係なく、定期的に歯科医院に行きましょう。
痛みなどの症状が出た時は、かなり進行していることが多く、治療回数や費用が多くかかってしまいます。
「治療」より「予防」という考えが大切です。
定期的に歯科医院を受診し、お口の中を常に清潔に保ち、虫歯や歯周病から大切な歯を守りましょう。

Q歯磨き後のうがいは少ない方がいいという話を聞いたことがありますが、本当でしょうか?

A最近の市販されている歯磨き粉は、そのほとんどにフッ素が含まれています。
むし歯予防にはフッ素が色んな役割を果たしますが、そのフッ素をできるだけお口の中に残す為に、歯ブラシ後のうがいはできるだけ少ない方が効果的とされています。

審美歯科、セラミック治療

Q保険診療と自費診療の違いは何ですか?

A保険診療は治療方法や使用材料などがあらかじめ決まっていて、負担金が安価で済みます。
自費治療は治療方法や材料に制限がないため、より虫歯になりにくく美しさを追求することが可能です。

Qかぶせ物の保証はありますか?

A基本的に3年間の保証がつきます。 条件として、定期的にメンテナンスに来院頂く必要があります。

Qセラミックを入れた歯は、どれくらい持ちますか?

Aセラミックは金属と比較すると持ちはいいです。
しかし、セラミックといえど強い力が加わると、割れてしまいます。
そのため、噛む力が強い方や、歯ぎしり食いしばりをされている方は、マウスピースの使用をおすすめします。
そうすることで、長期にわたって持たせることが可能です。

Qセラミックの治療をするとどれくらいの期間がかかりますか?

A治療行う歯の状態やそれに伴う治療内容によって変わってきます。つめ物、かぶせ物1本なら1〜2週間で終わります。
歯の神経をとらないといけない場合は1ヶ月くらいかかります。
日にちに期限がある場合は早めの治療開始をおすすめします。

Q歯をぶつけて変色しているのですが、キレイになりますか?

A歯をぶつけたときの外力によって歯の神経が死んでしまっている可能性があります。
色が黒ずんだり、歯茎から膿が出ている場合は歯科を受診してレントゲン撮影などの検査を受けて下さい。
神経の治療してかぶせ物を入れる必要があるかもしれません。

Qどのくらいの期間で治りますか?

A治療する歯の本数、内容によってかなり異なります。
単純にかぶせるだけなら最短2回ですが、より綺麗に治すために回数がかかることもあります。
当院では、なるべく治療期間、回数を減らすように努力しておりますが、詳しくは診断後の判断になります。

Q審美治療ってなんですか?

A審美歯科とは、歯科的機能回復(良く噛める)だけではなく、美しさと自然な口元にも焦点を当てた、総合的な歯科治療のことです。
審美治療(美しく白い歯・綺麗な歯並び)を受けることで、口元に自信を持てるようになります。

「口元にコンプレックスがある」「歯の色が気になる」などの悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談ください。

成人矯正

Q成人矯正を始める時期が分かりません。

A成人矯正は永久歯に生え変わって顎の成長が完了してから始めるので、最も早いタイミングは女性で13~14歳、中学2年生以降に始められます。
男性の場合はそれより2年ほど遅くなります。

Q治療期間はどのくらいかかりますか?

A装置をつけている期間は歯並びの状態、治療の内容、骨の硬さなどにより個人差はありますが、平均2~3年ほどになります。
通院期間は1~2カ月に1回のペースです。
矯正装置を外した後は、歯並びが元に戻るのを防ぐ為にリテーナーを用いてきれいな歯並びをキープする保定治療を行います。この期間は最低2年必要になります。

Q大人の矯正治療に年齢制限はありますか?

A矯正に年齢制限はありませんが、10代など若い年齢から始める方が歯の動きが速い、痛みが出にくい、歯肉退縮がしにくいなどのメリットがあります。
年齢に関わらず、歯肉や歯を支えている歯槽骨が痩せているなど歯周病が進行している、自分自身の歯がほとんど残っていないなど、お口の中の健康が損なわれていると矯正治療が出来ない事があります。
年齢が高くなるにつれて歯周病や虫歯が進行しているなどお口の中の状態が悪くなっている可能性も高くなり、矯正治療より先に治療が必要になることが大半です。
治療が完了し矯正治療が出来る状態になれば矯正治療を始めることができます。

Q違和感、痛みはありますか?

A矯正装置を付けてから数日間は、矯正力により痛みを感じやすくなります。
慣れてくると痛みを感じなくなります。
痛みを感じる間は硬いものを嚙まないようにし、歯に負担をかけないようにしましょう。

Q差し歯があるけど矯正治療はできますか?

A差し歯とは、自分自身の歯の根に土台を立て被せ物をしている歯のことで、ほとんどのケースで矯正治療が可能です。自分自身の歯の根であれば、差し歯にしていない歯と同じ作用で歯を動かすことができます。

ただし、矯正治療後には歯並びや歯の向きが変わるため、被せ物の作り直しをしたほうがきれいな歯並びになる、理想的な治療結果になることがあります。ブラケットなどの矯正器具が材質によって外れやすいなども注意です。被せ物の作り直しについては、治療前・治療中に担当の歯科医師と相談しながら進めることをおすすめします。

Q転勤・引っ越しの可能性があるけど矯正治療は始められますか?

A転勤や引っ越しの可能性があっても治療を始めることは可能です。
ただし、近いうちに必ず転勤する予定が決まっている・引っ越すことが決まっている場合は、矯正治療は引っ越し先で始めるほうが良いかもしれません。
引っ越し先で新たな矯正歯科で治療を始めるには、紹介状や転院のための資料の用意などで費用がかかります。

また、治療途中の転院となると、装着している矯正装置を取り扱っている歯科医院を探す必要があり、歯科医院選びに注意です。矯正装置の付け替えが必要となることが多く、余分に費用がかかったり、治療計画が最初からになってしまうこともあります。

矯正治療は長期的な治療計画を立てて行う治療のため、できる限り治療開始から保定期間の終了まで、同じ歯科医院で治療を受けることが望ましいといわれています。すでに転勤などによる引っ越しで通院できなくなる予定がある場合、引っ越し先で歯科医院を探してみてはいかがでしょうか。

Q矯正していても楽器の演奏やスポーツはできますか?

Aマウスピースやリードを使う楽器は、慣れるまで演奏時に違和感を覚える可能性が高いでしょう。歯の表側にブラケットとワイヤーを装着する表側矯正では、特に楽器の演奏に違和感は出ます。
スポーツはほとんどの場合問題ありませんが、競技中に食いしばった際に痛みを感じたり、矯正装置が外れてしまう可能性があります。

Q上顎だけ、下顎だけの矯正は出来ますか?

A矯正治療は歯の見た目だけでなく、噛み合わせを整えることも重要です。見た目だけを治す治療をしてしまうと、前歯で噛み切れない、奥歯が噛み合わないなど、お口の機能を損なう可能性があります。上下の顎のバランスによっては、上下どちらかの歯の矯正のみの治療を受けると噛み合わせが崩れてしまうこともあります。
悪い噛み合わせは、左右どちらかの筋肉だけ発達してお顔の見た目が悪くなる、顎関節症になる、きちんと噛めずに胃腸への負荷が大きくなるなどさまざまな悪影響が生じることが考えられます。

上顎だけ、下顎だけの治療を希望する場合はまずはお口の中の検査を受け、よく相談・確認したうえで治療を検討してください。

Q矯正装置が外れてしまうことはありますか?

Aワイヤー矯正の場合、硬い物や粘着性のある物を食べたとき、歯に装着しているブラケットやワイヤーが外れることがあります。
矯正装置が外れた場合には、お口の中を怪我したり歯の移動に影響が出る恐れがあるため、歯科医院で調整してもらいましょう。

Q矯正治療中は虫歯になりやすいですか?

Aワイヤー矯正の場合、矯正装置を患者さん自身で外すことはできません。矯正装置の周りは歯ブラシが当てづらく、汚れが残り、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、歯が徐々に移動していくため、歯磨きの仕方も都度変える必要があり、虫歯や歯周病になりやすいといえます。

マウスピース矯正であれば患者さん自身でマウスピースを外すことができるため、矯正治療をしていないときと同じように歯磨きをすることができます。

Q矯正後に歯並びが悪くなることはありますか?

A矯正装置を外した直後は、歯が矯正治療前の位置に戻ろうとする「後戻り」という現象が起こります。後戻りを防ぐためのリテーナーという装置を装着していない場合、歯が少しずつ元の位置に戻ってしまう可能性が考えられます。矯正治療後はリテーナーを使用し、きれいになった歯並びを保つための期間が必要です。

マウスピース矯正、インビザライン

Qマウスピースは1日どれぐらいの時間の装着が必要ですか?

A基本的に、1日20時間以上の装着が必要です。
食事と歯磨き以外のときは常に装着いただければ、20時間は超えます。
できるだけ長時間使用した方が歯は計画通り動きます。

Q虫歯や歯周病があってもマウスピース矯正はできますか?

A虫歯や歯周病があると、マウスピース矯正ができません。
しっかり治してからマウスピース矯正を受けていただきます。
お口の状態によっては矯正治療ができない場合もあります。

Qインビザラインは最初に全てのマウスピースを作製するようですが、
途中で合わなくなることはありますか?

A装着時間が取れない、チューイを噛んで入れてないなどが原因でシミュレーション通りに歯が動かず、浮いてきたり入らなくなったりする場合もあります。
その際、治療計画を立て直す必要が出てくることがあります。それに伴いマウスピースの再作製も必要です。
保証期間を設けてますので、何かあればご報告ください。

Qマウスピース矯正は痛みますか?

A装置を装着して最初の1~3日くらいは痛みが出る場合が多いです。
動かしている期間は硬いものと噛むと痛みがでることもあります。
ワイヤー矯正と比較すると痛みは少ない傾向にあります。

Qインビザラインは上下顎する必要がありますか?

A上だけ、下だけも可能ですが、かみ合わせと考えると上下をした方が良いです。
当院では上下同時の矯正をおすすめしてます。

矯正歯科

Q矯正治療はどれくらい痛むのですか?

A矯正治療では、歯に持続的に弱い力をかけて歯を移動させていきます。
そのため、多くの方が装置を装着して1~3日くらいで痛みが出始め、噛むと痛みを感じたり歯が浮いたような感覚がします。しかしその状態が続くわけではなく、個人差がありますがたいていは1週間程で治まっていきます。

Q健康な歯を抜くことがありますか?

A矯正治療では、場合によって、健康な歯を抜くこともあります。
より良い歯並びにするため、特にデコボコがひどい場合などは、スペース確保のため歯を抜くことがあります。
抜歯が必要かは事前にしっかりカウンセリングします。

Q矯正装置が目立たない方法はありますか?

A装置にはマウスピース矯正のように取り外しのできるものや、歯の裏側に装着するものもあります。
また、表側につける固定式のマルチブラケットは、金属色の物以外に歯の色のものもあり、目立たなくする事ができます。
お仕事や学校で気になる場合、ご相談ください。

小児歯科

Q小児歯科は何歳から受診すればいいですか?

A歯が生えてきたら一度受診をおすすめします。生える前でも心配なことがあれば受診してください。

Q乳歯の神経治療はした方がいいですか?

A乳歯の虫歯を放置すると、神経が死んでしまい、腐り、細菌が繁殖し、永久歯に影響が出る場合があります。乳歯の虫歯は放置せず、必ず診察を受けてください。

Q乳歯の神経をとって、永久歯に影響はありませんか?

A乳歯と永久歯は、神経を含めて別の歯です。乳歯の神経をとっても永久歯の神経には影響はありません。
しかし、乳歯、永久歯にかかわらず神経をとるのはできるだけさけたいものです。

Q親の歯並びが悪い場合、赤ちゃんにも将来的に影響しますか?

A歯並びには遺伝的要因があります。
そのため、お子さんも将来歯並びが悪くなる可能性があります。

お子さんのかみ合わせにいつも注意してみるようにして、異常を感じた時は御相談ください。

当院では歯並びの治療(矯正歯科治療)は早ければ3歳位から可能です。
その前から定期的に受診して歯科に慣れていただくことをお勧めします。

Q歯はいつごろどんな順序で生えるのでしょうか?

A乳歯はまず下の真ん中の2本から生後6~9か月ごろ生えはじめます
。離れたり少しねじれたりして出てくることもありますが、あまり心配はいりません。
1歳3か月ごろになってもまだ歯が生えてこないようなら歯科医院で相談しましょう。
続いて上の真ん中の2本が生えてくるのが一般的で、最後に上の奥歯(第二乳臼歯)が2歳半ごろ生えてきますが、個人差もありますのであまり気にしないでよいと思います。

Q歯が生えてくるのが他の子より遅いようです。何か異常があるのでしょうか?

A乳歯は、遅い場合は1歳を過ぎてからようやく生えてくることもあり、生える時期には個人差があります。
歯が生えてくる前には、生える場所が大きく膨らみ、指で軽く触ると歯のある部分が白くなり触れることができます。
1歳になってまだ生えていなくても、歯ぐきが他の部分と比べ膨らんでいれば、歯がある証拠なので心配はありません。

Q哺乳ビンはいつ頃まで使っていいのでしょうか。

A哺乳ビンは飲み物をこぼさなくてすむので、つい長く使ってしまいがちです。 哺乳ビンにジュースやイオン飲料など糖分の多い飲み物を入れて飲ませたり、寝る時に哺乳ビンでミルクを飲ませながら眠ってしまうと、むし歯のリスクが高くなります。離乳が進んできたらスプーンで水分をとる練習を始め、10か月頃にはコップから飲ませる練習もしましょう。1歳過ぎには自分でコップを持って飲めるようになります。1歳6か月ごろには卒乳も含め哺乳ビンも卒業したいですね。

Q子どもの仕上げみがきは何歳までおこなうのですか?

Aできれば小学生の間は寝る前の仕上げ磨きはしてください。
12歳臼歯と呼ばれる7番目の歯がしっかり生えるまでは虫歯のリスクが高いです。

Q子どもには歯磨き粉は使った方がいいですか?

A可能でしたら歯磨きの際は使用してください。
市販の歯磨き粉には多くの場合、フッ素が含まれているため、虫歯予防に効果的です。

Q子どもの歯みがきはいつから行えばいいでしょうか?

A乳歯が生え始めたら歯みがきの習慣づけをはじめましょう。
まず子どもをあお向けに寝かせ頭を保護者のひざの上にのせ口の中を観察することからです。
また清潔な指で口の中を触ることもよいでしょう。
特に上唇の裏を触られるのを嫌がります。
少しづつ伸ばしてあげると子どもは口をいじられることに慣れてきます。
初めのうちはガーゼや綿棒などで清拭してあげればいいでしょう。
慣れてきたら乳児用の歯ブラシで1~2回ちょんちょんと歯に触れる練習から開始しましょう。
歯ブラシの刺激に慣れてきたようなら、歯を見ながら1本ずつ優しくみがきます。
1本5秒位で十分です。強すぎたり、長すぎたりして子どもが嫌にならないように気をつけましょう。
上手にできたことをほめてあげることも忘れないでください。
また上唇をめくるとミルクのカスがついていることがあります。この部分は唾液による自浄作用が少ないので、ガーゼで拭うなどしてあげるとよいでしょう。

Q子どもの歯ブラシはどのようなものがいいでしょうか?

A毛のついた頭の部分が小さめの歯ブラシ(毛の部分が2本分の歯の幅程度)で、しかも毛先が丸く加工してあるほうが磨きやすく、歯ぐきにもやさしいのです。
ただ歯みがき習慣ができるまでの時期は楽しい歯みがきを目的にお気に入りの色やキャラクターで選んでもよいと思います。
仕上げみがき用に柄が長めで保護者が持ちやすい歯ブラシも用意しましょう。

Q子どもの歯みがきは一日何回必要ですか?

A歯ブラシに慣れることが目的の時期は、子どもの機嫌のよい時間帯や保護者の余裕のあるときに行い、慣れてきたら毎食後習慣となるように徐々に増やしていきましょう。
寝ているときは唾液の分泌量が減少するため、むし歯菌が繁殖しやすくなります。
少なくとも寝る前は必ず仕上げみがきは行ってください。

Q子どもの歯みがきの仕方を教えてください。

A姿勢は保護者の膝の上に頭をのせて寝かせてみがきます。
歯ブラシはできるだけ小さなものを使い、歯ブラシの持ち方は、ペンを持つようにして、片方の指で子どもの唇を軽くめくり、動かし方は、前後みがき、あるいは横みがきをして下さい。
2歳頃までは、上の前歯の歯と歯の間や歯と歯肉の境目がむし歯になりやすいので、特に注意しましょう。
長い時間みがくことができない場合は、いつも同じところしかみがかなくなってしまいます。
順番を決めてみがくとみがき残しを防げますが、時々逆の順番でみがくようにするのも良いかもしれません。
また、歯ブラシをお口の中に入れるときは頭をしっかり固定できる姿勢で行ってください。突然動くと歯ブラシでお口の中を傷つけてしまうこともあります。

Q1歳半の子どもです。歯みがきをいやがります。いい方法はありますか?

Aこの年齢では、歯みがきをいやがる場合が多いのでやさしく話しかけたり、楽しい歌を歌いながら笑顔でみがいてあげてください。
保護者の方も一緒に歯みがきをするといいでしょう。
また、寝かせみがきをする時は、時間をかけずに効率よく行うことです。
大切なことは、毎食後に歯みがきをする習慣をつけることです。
なお、大人のみがく力が強すぎて痛かったり、上唇小帯という上の前歯に張り出しているすじ状の部分に歯ブラシが当たっても歯みがきを嫌がることがあります。
力加減に気をつける、歯肉に強く当てないなどにも注意を払ってください。
すじに直接歯ブラシを当てると痛がり、歯ブラシを嫌がるようになります。
保護者の指でしっかりと上唇をめくり、小帯(すじ)が見えるようにします。
その後、すじをさけて一本ずつ磨くようにします。

Q子どもの歯みがきをしてあげると歯ブラシをかんでしまい、すぐにダメにしてしまいます。どうしたらいいでしょう?

A子どもさん用の歯ブラシと保護者用の仕上げ磨き用の歯ブラシと分けてみてください。
それでもかんで歯ブラシをダメにしてしまう子どももいますが、その場合はだめになる頻度が多くても仕方ないと考えてください。
んでダメにしてしまう時期は、いつまでも続きません。
幼児になって注意をしてあげればかまなくなってきます。
それまでの間は、ダメになったらその都度新しいものに変えてあげてください。

Qフッ化物塗布が歯にいいと聞きました。いつから始めればいいですか?

A歯が生えた後、唾液中に含まれるカルシウムが歯に付きさらに硬くなります。
だから生えて間もない時期の歯は、まだ十分に硬くなっていないためむし歯になりやすいのです。
フッ化物は、歯を硬くする作用があり、乳歯・永久歯に関わらず生えた直後に塗るのが最も効果的です。
まずは下の前歯が生えてきたころから定期的に歯科へ通い、上下の前歯が生えてきたらフッ化物の塗布を行ってみてください。
また、うがいができない年齢でもフッ化物を塗布することは可能です。

Qおしゃぶりはいつごろまで使っていてもいいのでしょう?

Aおしゃぶりは、泣いている赤ちゃんを鎮めるのに便利なアイテムであり、育児で大変なお助けグッズでもあるでしょう。
「吸う」ことが自然な乳児期には、口の機能や形態に問題は生じません。
でも、離乳が完了して口の働きが「吸う」ことから「かむ」ことへと移行してくると、おしゃぶりもそろそろ卒業の時期を迎えます。
2歳を過ぎて奥歯のかみ合わせができた後もおしゃぶりの使用が続くと、歯ならび・かみ合わせに影響がでやすくなり、また唇の閉じ方や舌の使い方にも問題が生じやすくなります。
乳歯の奥歯が生えてくる1歳半頃からやめる準備を始めて、2歳過ぎまでにはやめられると望ましいです。

Q指しゃぶりをします。どうすればよいですか?

A全体として指しゃぶりについては3歳頃までは、特に禁止する必要がないものです。
それと同時に保護者は子どもの生活のリズムを整え、外遊びや運動をさせてエネルギーを十分に発散させたり、手や口を使う機会を増やすようにします。
スキンシップを図るために、例えば寝つくまでの間、子どもの手を握ったり、絵本を読んであげたりして、子どもを安心させるようにします。
4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続く場合は歯科医院で相談してください。

Q子どもに大人の歯磨剤を使わせてもいいですか?

A子どもが嫌がらず、歯みがきをするのであればかまいません。
もちろん、うがいができることが条件です。ただ、最初に与えるのは、子どもが使いやすいように工夫され、またむし歯予防のためのフッ化物が入っている子ども用歯磨剤を使用させましょう。
磨いた後、うがいは1回だけにして、1~2時間は食べ物や飲み物を口にしないようにしましょう。

Qフッ化物入り歯みがき剤はどのように使えばよいですか?

A歯みがき剤に含まれるフッ化物は歯を強くして、むし歯を予防します。時々使うのではなく、継続して使用することがむし歯予防効果を高めます。
現在市販されている歯みがき剤の約90%にフッ化物が配合されていますが、選ぶときには成分表示を確認しましょう。

Qフッ化物で歯が黒くなると聞いたのですが本当ですか?

Aフッ化物で歯が黒くなることはありません。子どものむし歯の進行を抑制するためにサホライド(フッ化ジアンミン銀)という薬剤を歯に塗布する方法があります。
低年齢や歯医者嫌いで、むし歯の治療が困難な場合に行われます。サホライドに含まれる硝酸銀がむし歯になった部分や歯の表面の微小な凹凸部に作用してタンパクと結合するために黒くなります。

Qデンタルフロス(糸ようじ)を使うと「すきっ歯」になるというのは本当ですか?

Aデンタルフロス(糸ようじ)で隙間が開くことはないので心配いりません。
むしろ、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを落とすことが難しいので、積極的に使うことをお勧めします。

Qキシリトールはむし歯にならないのですか?キシリトールの食べ方を教えてください。

Aキシリトールは、糖アルコールの一種で、むし歯の原因菌が存在しても歯を溶かす酸が
作られず、さらにその菌が増えるのを阻止すると言われています。
そのため、むし歯になりにくいとされています。ただし、キシリトール100%でなく、
砂糖を含めた他の甘味料が含まれている場合がありますので、その食品の成分表示を見
て選択しましょう。また子どもの味覚形成の上では、甘党になり、薄味の食品や食べ物のもつ本来の食材の味が学習できなくなる可能性もありますので、利用に関しては歯科でご相談下さい。また食べ過ぎると下痢しやすくなるので十分注意しましょう。

Q野菜ジュースはむし歯になりませんか?

A野菜ジュースは栄養を補給するといった意味では良いですが、糖質が含まれているものもあるので、飲み方によってはむし歯になる可能性があります。飲み過ぎやだらだら飲むことは避けましょう。
野菜を食べることは、栄養をとるだけでなく季節を感じたり、食感を感じたりすることで、豊かな生活にも繋がることからも大切です。

Q甘いお菓子、ジュースが大好きです。上手な食べ方を教えてください。

A食べてはいけないわけではありません。
おやつの時間を決め、だらだら食べないことです。子どものおやつにはエネルギーの補給やこころの満足感を得るという意味もあります。甘いもの以外にも、いろいろな食べ物を加えてあげることも大切です。食べた後には、歯みがきをするようにしましょう。
できなければ、お茶かお水を飲ませたりすることでも、むし歯を予防できます。

Q子どもが寝ている間によく歯ぎしりをするのですが、大丈夫でしょうか?

A子どもの歯ぎしりのほとんどは一時的なもので、子どもの気持ちが満たされないストレスとしておきていることがあります。
また、かみ合せの調整としてみられる歯ぎしりもあります。年齢とともになくなっていくことが多いです。
そのまま様子をみてもいてよいと思いますが、歯並びに問題があったり、歯が過度にすり減ったり、あごを痛がったりするようであれば相談してください。

マタニティ歯科

Q妊娠期の歯の治療は可能でしょうか?

A一般的には、安定期歯の治療は通常通り可能です。
その他の時期でも、お母さんの体の状態や治療内容によっては可能です。
レントゲン撮影や麻酔、お薬の処方はご相談ください。

Q虫歯は赤ちゃんにうつりますか?

A保護者の唾液を介して虫歯菌が赤ちゃんに感染することがあるといわれています。
赤ちゃんのためにも食事を共にする保護者のお口の健康が大切です。

Q授乳中でも治療は受けられますか?

Aお薬の中に避けた方がよいものがあるため、診療前に授乳中であることを申しつけください。

Qレントゲンは大丈夫ですか?

Aレントゲンは、デジタルのレントゲンを採用していますので、放射線量は自然放射線量と比較しても微量ですので安心して下さい。
治療で必要ある場合は撮影する場合があります。

Q妊娠中に赤ちゃんの歯を丈夫にするには何を食べればいいのでしょうか?

A歯の栄養には、カルシウムだけでなく、タンパク質、リン、ビタミンA・C・Dの栄養素を含む食品をバランス良くとることが大切です。
カルシウム(ひじき、チーズ、しらすぼし)とリン(米、牛肉、豚肉、卵)は、歯の石灰化(成熟して固くなること)のための材料に、タンパク質(あじ、卵、牛乳、豆腐)は歯の基礎となり、ビタミンA(豚、レバー、ほうれん草、にんじん)は、歯の表面のエナメル質の土台となり、ビタミンC(ほうれん草、みかん、さつまいも)は、もう一層下の象牙質の土台となり、ビタミンD(バター、卵黄、牛乳)はカルシウムの代謝や石灰化の調節役となります。
なお、現在の厚生労働省の食事摂取基準では、妊娠中はカルシウムの吸収率が高まることから、妊娠中に必要なカルシウムの1日の所要量は成人女性と同じ600~700mgです。

Q私は、むし歯が多いです。赤ちゃんもむし歯になりやすいですか?

Aむし歯になりやすい歯並びや、歯の質、唾液の性質など、遺伝的なものも確かにあります。
それよりも、赤ちゃんが育つ環境に左右されることが多いものです。
家庭での食事や飲み物の与え方、歯みがきなどの生活習慣が赤ちゃんのむし歯をつくります。
またむし歯菌は保護者から赤ちゃんに伝播することが多いですので、妊娠中に保護者の食生活の習慣の見直しを行い、赤ちゃんが生まれてから困らないようにしましょう。
また、妊娠中の歯周病も胎児への影響が報告されています。
妊娠中でも歯科受診は可能ですので、安定期に歯科にて妊婦歯科健診を受け、むし歯や歯周病などがあれば早めに治療しておくことをおすすめします。

Qつわりがひどくて歯みがきができません。どうしたらいいでしょう。

A食後ではなく、気分が落ち着いた時に歯みがきをしてみてください。
また、口の奥に歯ブラシをいれると苦しい場合は、小さな歯ブラシを使用すると楽になります。
それでもつらい時は、洗口液の使用も検討してください。
つわりで吐き戻しがあった場合は、お口の中が胃液などで酸性に傾いています。
うがいをするだけでも違います。
レモンやオレンジなど酸性のものを好んで食べるようになった方もうがいはおすすめです。

Q生まれてきた赤ちゃんが口の中の問題で悩まないように、今できることはなんですか?

Aお母さんを含めた家族全員が、歯・口の健康に注意をはらい、お口の中をきれいに保つようにすることで、生まれてきた赤ちゃんもその一員に加わることができるでしょう。食べ物のだらだら食いをなくし、食後の歯ブラシの習慣も身につけて、規則正しい生活を送ることが大切です。あわせて、家族それぞれにあった歯ブラシの仕方をかかりつけ歯科医から学んで、新しい家族のためのお口の環境つくりをしておきましょう。

Q歯科でのエックス線撮影により、胎児への影響はありますか?

A日本で1年間に浴びる自然放射線量はおよそ1.4mSvであり、歯科治療で行われるデンタルエックス線撮影150枚に匹敵します。
また、防護エプロンの着用により被ばく量を軽減でき、かつ歯科用のエックス線撮影は腹部からも離れており、胎児にはほとんど影響がありません。
したがって、診断治療のために必要に応じてエックス線撮影を行っても問題ないと思われますが、撮影は必要最低限にとどめるべきです。

Q妊産婦の歯科治療時の局所麻酔は使わないほうがよいですか?

A2%リン酸リドカイン製剤(歯科用キシロカイン、オーラ注)を通常量使用した場合、胎児や母乳への影響はほとんどないと報告されています。
麻酔無しでは痛みを伴う治療の場合、痛みによるストレスを考えると、安定期(16週以降)の場合は局所麻酔を使用した方がよいでしょう。
また麻酔の痛みを極力減らすため、表面麻酔や細い注射針、やさしく緊張を和らげるような対応も大切なことです。

Q妊産婦に対して、鎮痛剤や抗菌剤を処方しても問題ないですか?

A妊娠初期は胎児の器官や臓器の形成期であるため、薬は使用は避けています。
しかし、薬を使用しないことで母体に悪影響があると考えられる場合には、胎児への影響の少ない薬剤を必要最小限投与します。
なお、授乳中の鎮痛剤や抗菌剤の使用については、母乳中に薬の成分が移行する量はわずかであるため授乳をやめる必要はないでしょう。
ただし、心配な場合は麻酔のあと2時間くらいは授乳を避けて下さい。

Q妊娠中に歯科治療を行ってもよいでしょうか?

A安定期(16~27週)であれば簡単な手術や処置は可能です。
治療せずに感染や疼痛をそのままにしておくほうが、妊婦に与える影響は大きいと考えられます。
なお、妊娠前期は奇形を発生させる可能性があるので、応急処置のみにしましょう。
また妊娠後期(28週~)では、急激に血圧が低下する仰臥位性低血圧症候群を引き起こすことがあるので体調に合わせ、緊急性がない場合は無理せず産後に行うことも考えましょう。

Q妊娠すると歯周病になりやすいのでしょうか?

A妊娠中期から後期(妊娠16週以降)になると、女性ホルモンの増加に伴い、歯ぐきの出血や発赤、腫脹が起きやすくなります(妊娠性歯肉炎)。
出産とともに元に戻りますが、しっかりとしたプラークコントロールで炎症を最小限におさえることができます。

Q妊娠中は歯周病の治療はしなくてもいいですか?

A歯周病にかかっている妊婦は早産(妊娠22~36週での出産)や低体重児出産(出生時体重が2,500g未満)のリスクが高くなることがわかってきました。早産や低体重児出産は、新生児死亡につながる可能性が高いこと、脳性麻痺、知的障害、てんかん等の重い障害を負うことが多いこと、長期の入院から親子の愛情障害が発生し児童虐待のリスクがあること、高血圧や糖尿病等の生活習慣病になりやすいこと、さらにはNICU等における長期間の高度医療を必要とすることなどが挙げられます。
妊娠したら歯科健診を受診し、適切な治療、指導を受けましょう。

ホワイトニング

Qホワイトニングは何歳から可能ですか?

A当院でのホワイトニングは18歳から可能です。

Q歯の色が気になります。どんな治療がありますか?

A飲食物による着色や加齢による変化、神経の治療後の変色など様々な原因があるので、それに合わせて歯のクリーニングや薬剤によるホワイトニング、詰め物やかぶせ物のやりかえを行っていきます 。

Qホワイトニング後、気を付けることはありますか?

A当日は色の濃い食べ物や飲み物(カレー、コーヒー、赤ワインなど)は避けてください。

Qホワイトニングはどれくらいで効果がでますか?

Aオフィスホワイトニングは1回で、ホームホワイトニングは2週間程度で効果を実感できます。

Q当日オフィスホワイトニングはできますか?

A基本的にはお口の状態を見せていただいて、歯石除去か虫歯治療をしてからになるので、当日施術はお断りしております。当日空いていればご案内可能な場合もございます。

Qホワイトニングはどれくらい持ちますか?

A食生活によって個人差はあります。オフィスホワイトニングは、一般的に約3〜6ヶ月、ホームホワイトニングは約6-12ヶ月と言われています。

Qホワイトニングはしみますか?

Aホワイトニング中、もしくはホワイトニング後にしみたり痛みが出ることがあります。ただ、2.3日で症状が落ち着くことがほとんどですが、症状が強い場合、痛み止めを処方することも可能です。

Qセルフホワイトニングやホワイトニングサロンと歯科医院でのホワイトニングはどうちがうのですか?

A薬剤の違いだけでなく、トータルサポートを受けられるのが歯科医院でのホワイトニングの強みです。ホワイトニングサロンなどの医療機器として承認を受けていない薬材は、 歯の表面の黄ばみや着色を落とす作用はあっても、歯自体を白くする効果はありません。

また、セルフホワイトニングでは、患者さんご自身でホワイトニングの施術を行わなければならず、歯科医の診断なしで開始するリスクはご自身で負う必要があります。医療機器として承認されているホワイトニング材を用いる医療ホワイトニングは、歯を内側から白くする効果があり、カウンセリングから始まりホワイトニング完了時まで、さらに不快症状が生じた際にもしっかりサポートしてもらうことができます。

Q市販の歯磨き粉でも歯を白くできますか?

A市販のホワイトニングと書かれた歯磨き粉には、“研磨剤”と呼ばれる成分が含まれていることが多いです。研磨剤により、歯の表面の着色汚れなどは取れますが、歯そのものを白くすることはできません。また、歯を白くするための漂白成分は医療機関でしか使えないため、歯医者さんでのホワイトニングと同等の効果を得ることは難しいと言えます。

Q詰め物や被せ物にもホワイトニングできますか?

Aホワイトニングの薬剤で白くできるのは、天然の歯だけとなります。
ホワイトニングをすることによって、詰め物や被せ物との色が合わなくなるケースもあります。気になる場合、詰め物や被せ物を変えることができます。

Q不自然な白さになりますか?

Aホワイトニングは、天然の歯の黄ばみを分解するので、透明感のある自然な色を目指せます。不自然と思われる白さの方もいらっしゃいますが、セラミック(被せ物)で天然歯以上の白さにしている場合が多いです。

Qホワイトニングは保険適用されますか?

A審美目的のため保険適用外です。
虫歯や歯周病の治療など病気を治す治療は保険適用です。しかし、歯を白くするホワイトニングは美容目的であるため保険が適用されません。

アクセスaccess

まりこ歯科クリニック        
〒532-0033 大阪府大阪市淀川区
新高3丁目6-17-2F
三国駅前クリニックモール
アクセス
診療時間※予約優先制
診療時間
休診日:木・日・祝
※受付は診療開始時間~終了15分前までとなります。

阪急三国駅から徒歩3分、
国道176号線沿い
にあり
通いやすい立地です。
1階がKOHYO阪急三国店です。