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Column

2024.06.03
子どもの歯ぎしり

子どもの歯ぎしりは、生後6か月頃から始まり中学生頃まで続く場合があります。
大人の歯ぎしりは主に睡眠中に起こりますが、子どもの歯ぎしりは目を覚ましている状態であっても発生します。

乳幼児期

乳歯が生えはじめ上下の歯が揃うと、歯ぎしりをするようになる子どもが増えます。
これは、歯茎から歯が出てくるのがむずむずしてかゆく感じるためです。
4歳頃になると永久歯が生えてくるスペースをつくるために歯ぎしりをするようになります。
歯ぎしりをする事によって顎の成長を促して歯が生えるスペースを作ったり、噛み合わせを調整します。

児童・学童期

この時期は乳歯と永久歯が混在しているため、歯ぎしりをする事で噛み合わせを調整しているといわれています。
一般的には、永久歯が生え揃う12歳頃までは多くの子どもに歯ぎしりが見られるので、特に心配する必要はないでしょう。

子どもの歯ぎしりの対策

・食いしばりの癖をやめさせる
日中起きている間に、カチカチしたりギリギリと食いしばる癖がある場合には癖を治すように注意しましょう。

・ストレスが溜まらないようにする
大人と同じでストレスは歯ぎしりの大きな原因になります。
子どもとのコミュニケーションを増やしたり、家庭内でリラックスできる環境を整えてあげましょう。

まとめ

子どもの歯ぎしりは生理現象で、生え変わりの過程で起きている事がほとんどなので、過度に心配はしないでください。
ただし、永久歯に生え変わってからも夜間に歯ぎしりが続く場合は、歯にダメージを与えている可能性があるので、そのまま放置せずに歯科を受診しましょう。

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