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Column 歯周病

2026.04.13
噛むことの大切さ

よく噛むことが体に与える影響は、思っている以上に幅広いです。歯科の立場から見ても、噛むことはただの「食事の動作」ではありません。実は口の中だけでなく、全身の健康とも深くつながっています。

1. お口の健康を守る

よく噛むと唾液がたくさん出ます。この唾液には、お口をきれいにしたり歯を守ったりする働きがあり虫歯や歯周病の予防にもつながります。
さらに、歯や歯ぐきにかかる力がバランスよく分散されるので歯の健康を長く保つことができます。

2. 消化を助ける

しっかり噛んで細かくすると、胃や腸に届いたときの負担がぐっと減ります。
唾液の中にある酵素が食べ物を分解しやすくしてくれるので、消化不良の予防にもなります。

3. 食べすぎを防げる

よく噛んで食べると、脳に「お腹いっぱいだよ」という信号が早く届きます。その結果、自然と食べすぎを防ぐことができます。早食いの人が太りやすいのは、この仕組みがうまく働かないからなんですね。

4. 顎とお顔の筋肉にいい影響

噛むことで顎の筋肉や骨が鍛えられます。顎がしっかりしていると歯の健康にもプラスに働きますし、顔の筋肉も自然に動かされるので、フェイスラインが引き締まる効果も期待できます。

5. リラックスできる

噛むという動作は、実は気持ちを落ち着ける働きもあります。食事に集中してしっかり噛むと、自律神経が整いやすく、リラックスした気分になります。

よく噛む習慣をつくる食事の工夫と実践ヒント

「噛む力」を鍛えるために特別なトレーニングは必要ありません。毎日の食事にほんの少しの工夫を加えるだけで十分です。

食材選びのヒント

食物繊維が豊富な、昔ながらの「まごわやさしい」食材を意識してみましょう。
(豆類)、(ごま)、(わかめなど海藻類)、(野菜、特にごぼうやレンコンなどの根菜)、(魚、特に小魚や干物)、(しいたけなどきのこ類)、(いも類)

まごわやさしい

調理法のヒント

・食材は、いつもより少し「大きめ」・「厚め」に切る。
・加熱時間を少し短めにして、野菜などの歯ごたえを残す。
・水分を少なくして、煮込みすぎないようにする。

食べ方のヒント

・一口につき、まずは「30回」を目標に噛んでみる。
・テレビやスマートフォンを見ながらの「ながら食い」をやめ、食事に集中する。
・箸置きを使い、一口ごとに箸を置いて噛むことに意識を向ける。

まとめ

よく噛むことには、

•  虫歯や歯周病予防
•  消化のサポート
•  食べすぎ防止
•  顎やお顔の筋力アップ
•  リラックス効果

といった、たくさんのメリットがあります。

忙しい毎日の中でも「一口ごとにしっかり噛む」ことを意識するだけで、健康や生活の質がぐっと良くなりますよ。次の食事から、ぜひ意識してみてくださいね。

予防歯科
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