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Column 虫歯治療

2025.11.24
詰め物の接着剤について

歯医者で虫歯を治療して、最後に被せ物や詰め物を作ったことがある方も多いのではないでしょうか。
一度治療した歯がまた虫歯になったり、被せ物が取れてしまったり、せっかくつけたのにどうしてなのか、本日は被せ物や詰め物を付けている接着剤についてお話していきたいと思います。

歯科で使用される接着剤の種類

歯と詰め物や被せ物を固定する際には、主に接着剤セメントが用いられます。
これらの材料は、歯科医が日常的に使用するものであり、それぞれが特有の特性と利点を持っています。
歯科治療で使用される接着剤は、歯の治療や補綴物(例えばクラウンやブリッジ)をしっかりと固定するために欠かせない材料です。接着剤は、歯と人工物の間に強力な結合を作り、長期間の使用に耐えることが求められます。

接着剤とセメントの違い

接着強度の違い

接着剤: 接着剤は、歯と詰め物や被せ物を化学的に結合させて固定します。具体的には、エナメル質や象牙質の表面に化学反応を起こして結合する性質があります。この化学反応は、接着剤が歯の表面と詰め物や被せ物の材料との間で強固な結合を形成することを可能にします。接着剤は、微細な隙間も埋めることができ、非常に強固な接着を提供するため、歯の構造を強化し、さらには長期的な耐久性を提供します。

セメント: セメントは、歯と詰め物や被せ物を機械的に取り付けます。これは、歯と詰め物や被せ物を機械的に噛み合わせることで固定する方法です。セメントは、物理的な接触によって歯と詰め物や被せ物を固定し、一定の接着強度を提供します。しかし、セメントは接着剤に比べて接着強度が低く、また、微細な隙間を完全に埋めることは難しいため、時々、漏れやバクテリアの侵入のリスクがあります。セメントは、簡単かつ迅速に硬化することができ、一時的な固定や短期間の治療に適しています。

これらの違いにより、歯科医は患者さんの個々の状況や治療の目的に基づいて、接着剤またはセメントを選択することができます。また、これらの材料の選択は、治療の成功と患者さんの満足度に直接影響を与える重要な要素となります。

メリットとデメリット

接着剤

メリット

接着強度: 接着剤は高い接着強度を提供し、詰め物や被せ物がしっかりと固定されるため、長期的な耐久性があります。

虫歯の再発リスク低減: 接着剤は歯と詰め物や被せ物の間の隙間を最小限に抑えることができ、バクテリアの侵入を防ぎます。これにより、虫歯の再発リスクが低減します。

審美性: 接着剤は透明であるため、自然な見た目を保つことができます。特にセラミックやコンポジットレジンの詰め物や被せ物に適しています。

デメリット

コスト: 接着剤は製造コストが高く、治療費用もセメントに比べて高くなる可能性があります。

硬化時間: 接着剤は硬化に時間がかかることがあり、治療時間が長くなる可能性があります。

セメント

メリット

コスト: セメントは比較的低コストであり、治療費用を抑えることが可能です。

硬化速度: セメントは迅速に硬化するため、治療時間を短縮することができます。

デメリット

接着強度: セメントの接着強度は接着剤に比べて低く、長期的な固定には向いていない可能性があります。

虫歯の再発リスク: セメントは歯と詰め物や被せ物の間に隙間を残す可能性があり、バクテリアの侵入と虫歯の再発リスクが高くなる可能性があります。

審美性: セメントは色が透明でない場合があり、特に透明またはトゥースカラーの詰め物や被せ物には審美的な問題が生じる可能性があります。

まとめ

近年の歯科治療においては、接着剤の使用が増えており、詰め物や被せ物の接着強度が向上し、虫歯の再発リスクを抑えることができます。しかし、接着剤とセメントはそれぞれにメリットとデメリットがあり、歯科医とよく相談し、患者さんのご希望や治療内容に合わせて適切な材料を選択することが大切です。
歯科治療で分からないことや気になったことがあれば、お気軽にご相談ください(^^♪

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