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Column

2023.12.25
歯磨き粉 どれがいいの??

皆さんが毎日使っている歯磨き粉に何が入っているか、ご存知ですか? 含まれている成分を見ることで、自分の目的にあった歯磨き粉を選びやすくなるのです。今回は歯磨き粉について詳しく知っていきましょう。

歯磨き粉の役割り

歯磨き粉は、歯磨きの清掃効果を高めるさまざまな役割を担っており、その役割は以下の4つに分けられます(参照:厚生労働省)。

ブラッシングと併用で歯垢(プラーク)の付着を防止する役割
イソプロピルメチルフェノールや酵素などの成分には、歯垢の付着を防ぐ働きが認められています。

不快な口臭を予防する役割
口臭の原因である歯垢を除去し口内全体を清潔に保つことが、口臭予防につながります。

歯の再石灰化を促すフッ素が表面を強くし、虫歯を防ぐ役割
フッ素を歯に長くとどめるとより高い効果を期待できるため、フッ素入りの歯磨き粉で磨いたあとのうがいは、軽く濯ぐ程度にしましょう。

本来の歯の色を保つ役割
ステイン除去成分が食べ物・飲み物に含まれる色素やタバコのヤニなどによる着色汚れを取り除く効果があるので、ブラッシングと併用して継続することで効果を発揮します。

しかし、歯磨き粉はあくまで歯磨きの効果を補助的に高めるものなので、医薬部外品の歯磨き粉のなかでも薬用成分に頼りすぎないよう注意が必要です。それぞれの役割に特化した歯磨き粉があるので、ご自身のお口の中にあったものを選んでいきましょう。

歯磨き粉の成分と効能

歯や歯ぐきに役立つ成分として考えられている主なものを紹介します。

硝酸カリウム

ちょっと聞き慣れないので怖い感じがするかもしれませんが、歯の知覚過敏を抑え、しみるのを抑えるために使われる成分。ホワイトニング後の知覚過敏予防にも使われます。知覚過敏を防ぐ歯磨きの中に5%ほど含まれていることもあります。冷たいものがしみる人におすすめの成分です。

フッ化ナトリウムモノフルオロリン酸ナトリウム

昔から虫歯予防に効果があると言われている成分。歯のエナメル質表面密度が高くなり固くなるため、虫歯菌が出す酸によって歯が溶かされにくくなり虫歯予防に繋がります。濃度は国の基準で上限が定められています。
インプラントが入っている方は、フッ素は腐食させてしまう効果があるため、それを懸念されている用です。
これは、日本で市販されている歯磨き粉であれば問題ありません。市販されている歯磨き粉に含まれているフッ素の濃度は、1,000~1,500ppm程度。インプラントが腐食してしまう1,500ppm以上の量を含まないので、使っても問題ありません。

フッ素そのものには自然歯を初期虫歯から守る効果があります。また、歯質を強化することに役立つため、むしろ自然歯のケアのためには使用することをおすすめします。インプラントに対しては、先述のとおり腐食してしまうほどの含有量の歯磨き粉は市販されていません。どうしても気になる場合は、購入前にパッケージの裏面を確認しましょう

炭酸カルシウム

歯の表面の汚れを落とす研磨剤。研磨剤が全く入っていないとステインなどの着色汚れが落ちにくくなります。表示もなしに歯の傷付けるほど大量に入っていることはあまりありません。歯の汚れを効率よく落としたい人におすすめです。
※電動歯ブラシとの併用に注意※
電動歯ブラシは振動によって歯に負担がかかりやすく、歯と歯茎を傷つけてしまう可能性が高いため、研磨剤入りの歯磨き粉との併用は避けましょう

過酸化尿素

ホームホワイトニングに使われる物と同じ成分。外国製の歯磨きでときどき見かけます。効能はこれだけでホワイトニングするというのではなく、ホワイトニングした歯の維持のために使われることが多いようです。
タバコや食べ物によるステイン汚れが気になるなら、ポリリン酸ナトリウム・ポリエチレングリコール・ポリビニルピロリドンが配合されているホワイトニング歯磨き粉を使いましょう。
これらは、歯の表面に付着したステインを落とす働きがあります。ポリリン酸ナトリウムには、歯をコーティングし、ステインが再び付着するのを予防する効果も
さらに、EXポリリン酸とも呼ばれる短鎖ポリリン酸はステインを落とす力に優れ、汚れの再付着防止の効果も高い成分。茶渋やワインによる頑固なステイン汚れが気になる人に向いていますよ。

トリクロサン、 チモール

虫歯や歯周病菌の炎症予防などの殺菌成分として配合されています。
殺菌効果のある薬用成分「IPMP」は歯周病予防の強い味方!
歯周病を予防するには、薬用成分のイソプロピルメチルフェノール・塩化セチルビリジニウム・塩酸クロルヘキシジンなどが配合されている歯磨き粉で、歯茎の腫れを防ぎましょう。とくにIPMPと呼ばれるイソプロピルメチルフェノールは、歯と歯茎の間にある歯周ポケットに付着した歯垢の除去に適しています。
また、LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)は口臭にも有効な殺菌成分。歯周病予防と並行して口臭対策もしたい人は試してみましょう。

サリチル酸メチル

歯ぐきなどの炎症を抑える消炎作用があります。

ユーカリプトール

樟脳(しょうのう)のような臭いがします。歯肉炎などの炎症や痛みを抑えたり歯肉炎防止成分として配合されています。

注意してほしい成分

■ラウリル硫酸ナトリウム

これは発泡成分の一種であり、
・炎症を起こす原因になる
・発がん性がある
などと言われています
一括りにされがちな発泡剤ですが、その中には様々な成分が入っています。市販の歯磨き粉で多く使用されているのは、「ラウリル硫酸ナトリウム」です。過去には危険な成分として問題視されたこともありましたが、歯磨き粉に含まれているのはごく微量なので気にする必要はありませんが、気になる方は本成分不使用の歯磨き粉を選ぶことをおすすめします。その他、「ショ糖脂肪酸エステル」「ラウロイルサルコシンナトリウム」などが代表的な発泡成分です。

発泡成分のデメリット

「しっかり磨けた」と錯覚しやすいこと。発泡剤が入っていると軽くブラッシングしただけで泡が立ち、爽快な気持ちになるので、短時間で歯磨きを終えてしまう方が少なくないようです。もう一つは、泡立ちが強いことで口をしっかりゆすぎたくなり、「フッ素」が歯質に取り込まれずに流れてしまうこと。最近では、虫歯予防に効果的なフッ素(フッ化物)が含まれている歯磨き粉が多くありますが、歯磨きをしている短い間だけではフッ素があまり歯質に吸着されません。十分に取り込むためには、できるだけ水で流さないことが大切なのです。

自分の悩みにあった歯磨き粉を選ぼう

基本的に、上記の薬用成分が歯磨き粉に複数配合されていることはほとんどありませんでしたが、最近では複数の薬用成分を配合できる技術により複数配合された歯磨き粉もでてきました。

また複数の薬用成分を併用したい場合には、薬用成分を配合した液体歯磨剤(デンタルリンス)が販売されていますので、それと合わせて使用することをお勧め致します。

<大切なのは磨き方>

虫歯や歯周病を防ぐためには、歯の汚れを『磨いて落とす』ことと歯石の定期的な歯科医院での除去が一番大切です。歯磨き粉の薬剤効果に頼りすぎて、歯磨きがおろそかになってしまうと、配合された薬用成分の効果は期待できません。

自分に合った歯磨き粉が分からない、お口の中の状態を知りたいなど、何か気になることがあれば、お口の専門家である歯科医院に行くのが一番効果的です。

当院では、歯科医師はもちろん歯科衛生士がお口に合った歯磨き粉や磨き方など、ご提案させていただきますので、お気軽にお問合せください(^^)/

予防歯科
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