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Column

2024.03.25
小児歯科と一般歯科

お子様が小さい場合、歯医者さんに行こうと思っても、普通の歯科医院に行けばいいのか、小児歯科に行けばいいのか迷いますよね。
今回は小児歯科と一般歯科の大きな違いについてお話していこうと思います。

小児歯科とは

小児歯科とは、成長発育期にある子供の虫歯の予防や治療を行う診療科です。対象となる子供の年齢に特別な定めはありませんが、基本的には0歳児から15歳児くらいまでを対象としています。
小児歯科では、単に虫歯の治療を行うだけでなく、歯磨きの指導や定期検査などを継続的に行いお子さまのお口の健康をトータルでケアします。成長期にあるお子さまの顎や歯は日々成長し変化しています。 その変化を踏まえた上で、お子さまにとって将来問題になることを未然に防ぎ、健全な成長をサポートするのが小児歯科治療の最大の特徴です。

小児歯科は、一般歯科が治療に重点を置いているのに対し、予防や健全な歯の育成という部分に重きを置いているのが特徴です。子どもの歯を健やかに育てる、という目的があるのです。

一般歯科とは

一般歯科とは、虫歯や歯周病治療、入れ歯治療など一般的な治療を行う診療科です。
虫歯や歯周病が重症化して手術の可能性が出た場合や、難しい親知らずの抜歯、インプラント治療などは一般歯科ではなく口腔外科の治療として分類されます。
一般歯科は、矯正歯科や審美歯科といった特殊な治療を除く虫歯治療や根管治療、歯周病治療などを中心に、親知らずの抜歯や入れ歯の製作など一般的な口腔内トラブル全般に対応する歯科のことです。
治療の多くが保険の範囲内で行われることから、一般歯科のことを保険診療という人もいます。
歯の治療はもちろんのこと、歯に関する相談や治療後のフォローまで業務内容は多岐にわたります。
一般歯科が利用される頻度は高く、そのため民間の小さな歯科医院からクリニック、大学病院などの大きな病院までさまざまな施設で受け持っています。
特にこれといった症状がない場合にも定期的に歯科検診を行うよう推奨し、虫歯や歯周病の予防、早期発見・早期治療に努めます。
一般歯科で扱えない専門的な病症に対しては、地域ごとに連携する専門機関へ患者を誘導するなどパイプの役割も果たします。

結局、どっちに行ったらいいの??

ご自宅からの通いやすさ、医院の診療方針、お子様との相性、など様々な事を考えられたうえで、通いやすい歯科医院であればどちらでも大丈夫です。

小児歯科も一般歯科も基本的に治療内容は同じですが、子どもの歯はむし歯になりやすく、歯の生え変わりもあるなど、大人の歯と違う特徴があるため、成長した時のことまで考えて治療をします。
小児歯科では、お子さんの歯や体が成長の途中ということもあり、むし歯予防を最も重視していますので、歯磨き指導、フッ素塗布、シーラントなどの予防治療が充実しています。
また、歯並びは、見た目の問題だけではなく全身のバランスや健康にも影響を与えます。
歯並びが悪いと、むし歯や歯周病になりやすいだけでなく、噛み合わせがズレることで体全体のバランスも崩してしまうため、将来きれいな歯並びになることを目的に、歯並びをチェックし矯正治療が必要でないか判断をします。
子どもは大人と同じように治療中ずっと口を開けていたり、痛みに耐えることは難しいです。そのため、外装や内装もリラックスできるような温かみのあるデザインになっており、居やすい雰囲気や場所作りがされています。キッズスペースや、おむつの交換ができるスペースなどが完備されている歯科医院もあります。
上記のような理由から、初めて歯医者さんに行く場合や、怖がってしまい中々必要な治療が難しい場合は、小児歯科の方が通いやすいかもしれませんね。

歯は一生使うものです。お子様も親御さんも、自分に合ったかかりつけ医が見つかるといいですね(*^^*)
当院は小児専門ではありませんが、院内にキッズスペースも完備しており、お子様も安心して通っていただけると思います。気になる事やご不安なことがある場合はお気軽にお問合せください♪

小児歯科


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