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Column

2024.07.29
乳歯の虫歯 

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中はきれいですが、その後様々な菌が口の中に入ってきます。
最近の研究結果では、親と子供のスプーンやフォークなどの食器の共有に気をつけることは虫歯の予防には繋がらないと発信されています。
虫歯を防ぐには「親が毎日仕上げ磨きをする」「フッ素の入った歯磨き粉を使う」「砂糖の摂取を控える」ことが重要になります。

感染の窓

「感染の窓」とは乳歯が虫歯になりやすくなる時期を意味します。
具体的には1歳半から2歳半の時期にあたり、この時期には乳歯が1本また1本と生えてきて乳歯列が形成されていきます。
その為、半分だけ顔を出している乳歯があったり、歯列全体も不安定な状態なので、清掃性が低下する時期でもあります。
子供に甘い物をそれほど飲み食いさせている意識は無くても、気付かないうちに糖質を過剰に摂取して虫歯になるケースは多いです。
また、虫歯の原因になりやすいのは糖質の量よりも摂取頻度です。
少量でも口の中に糖質が留まる時間が長いほど虫歯になるリスクは高まります。
飴やソフトキャンディーなど長時間かけて食べるお菓子は虫歯の原因に大きく関わります。
ダラダラ食べではなく、おやつは決まった時間に食べるようにしましょう。

乳歯と永久歯の違いについて

   乳歯:白い
    永久歯:やや黄色がかっている
大きさ 乳歯は永久歯に比べて一回り小さい
   乳歯は歯を構成するエナメル質や象牙質の厚みが永久歯の
    半分程度しかありません

乳歯の虫歯は大人の虫歯に比べて進行が早いです。
大人の歯はエナメル質が虫歯になり進行していくにはある程度の時間を要するケースが多いです。ところが、乳歯の虫歯の場合には一週間程度でも症状が悪化する可能性があるので、見つけたらすぐに歯科医に相談しましょう。
初期の虫歯は痛みを感じない場合もあるので、発見が遅れてしまいがちです。
仕上げ磨きをサポートしてあげるのはもちろんですが、定期的に検診に行くことも
大切です。 

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