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2026.01.19
歯がしみる!どうしたらいい?

知覚過敏って?

知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特に虫歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。

原因

歯の最表層にあるエナメル質は削っても痛みを感じることはありません。象牙質はその内層にあり、また根部ではエナメル質がなく全層が象牙質でできています。象牙質は器具でこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。つまり象牙質は痛みを感じる部分です。通常、象牙質はエナメル質に覆われているので、こうした痛みを感じることはありませんが、極端に冷たいものなどではエナメル質の上からでも温度が内部の象牙質に伝わって、歯が痛みを感じることもあります。しかし、様々な理由で象牙質が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるようになります。
象牙質が内部の神経にまで刺激を伝えるのは、象牙質の中にある無数の小さな管状の構造物があることによります。この小さな空隙は加齢などにより、少しずつ塞がってくることもあります。このような場合には知覚過敏は起きません。したがって象牙質が露出している時には必ず知覚過敏が起きるということではありません。

歯肉の退縮

歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がってきます。それに伴って歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になります。このような象牙質表面では、歯ブラシが触れたり、温度変化などの刺激で痛みを感じることがあります。

歯が擦り減ることによるもの

歯は使っていれば、わずかずつですが擦り減っていきます。その結果、エナメル質がなくなって象牙質が露出することもあります。歯の擦り減り方は人によって様々です。大きく擦り減ってしまっても知覚過敏が見られないこともありますし、わずかな範囲の象牙質露出でも知覚過敏が起きることもあります。
また私達の日常で口にする食べ物や飲み物の多くは酸性です。こうした食べ物や飲み物を全てやめるということは不可能ですが、炭酸飲料を長時間かけて飲むような習慣や、酸っぱい飲み物や食べ物を頻繁にかつ長時間摂取するような習慣があると、私達の歯は簡単に溶けて、内部の象牙質が露出します。象牙質はエナメル質よりも弱い酸で溶けますから、さらに歯は溶かされていき、知覚過敏も起きやすくなります。

虫歯の治療に伴う知覚過敏

虫歯の治療をした後、その歯に知覚過敏が起きることもあります。歯を削るという処置そのもので、歯の神経が痛みを感じやすくなってしまうことや、治療法によって、かみ合わせた時に痛みを感じるようになるということもあります。しばらく経過を見て知覚過敏がなくなる場合もありますが、我慢できない痛みの場合再治療を行うことや、神経を取り除く治療が必要になることもあります。

知覚過敏の対処⽅法

⻭科医院での予防・処置

・専⽤のコーティング剤の塗布


露出した象⽛質の部分に専⽤の薬を塗ったり、専⽤のコーティング剤でカバーしたりすることで、刺激を和らげます。

・象牙質の露出部分を被覆する


知覚過敏のある象牙質表面を被膜で被覆することで知覚過敏をなくすことも可能です。この場合には接着材を用いて樹脂による薄い皮膜を形成するのが通例です。この方法にも即効性があります。象牙質表面がすり減っていたり、酸で溶けていて凹みがある場合には、その凹み部分の形態を回復させるようにして象牙質表面を被覆します。
・神経を取り除く


知覚過敏は一過性の痛みですが、痛みの持続時間が比較的長いような場合や、その痛みが非常に激しい場合には、歯の神経に炎症などの変化が起きていることも疑われます。できれば歯の神経は温存すべきですが、生活に支障が出るようであれば、歯の神経を取り除く治療をすることもあります。
・ナイトガード(マウスピース)


⻭ぎしりや⾷いしばりが原因の場合は、起きている間は噛まない意識をすることが必要です。寝ている間は無意識ですので、ナイトガードを装着することで、⻭や⻭茎への負担をできるだけ減らすことができます。
・フッ素塗布


フッ素を塗布することで、⻭の再⽯灰化を促して刺激を防ぎます。
・⻭科定期健診
⻭科定期健診で知覚過敏の原因となる歯周病などを予防したり、細かく確認することで早期に対処することができます。

セルフケアでの予防

・正しい口腔ケア
お口に合ったハブラシ選びや、歯をみがくときに⼒を⼊れすぎないなど、⻭や⻭茎への負担を減らしながらも、できるだけ磨き残しがないように正しい歯のみがき方を身につけましょう。ハブラシ選びや正しい歯のみがき方は歯科医院で相談するといいでしょう。
・知覚過敏⽤の⻭磨き剤の使用
知覚過敏⽤の⻭磨き剤で継続的なケアを⾏うことで、知覚過敏が軽減させることが期待できます。市販のもので有名なのがシュミテクトですね。❝硝酸カリウム❞という成分が含まれている、歯磨き剤を継続して使うことで、知覚過敏の改善効果があることが確かめられています。

まとめ

知覚過敏の確実な予防法はありません。健康な歯肉でも加齢によってある程度歯肉が退縮することは避けることができません。歯の根部の象牙質の露出を防ぐには歯周病の予防に努めることと、歯肉の退縮が進みやすいような不適切な歯みがき法をしないことです。またプラークが付着した状態が長く続けば、歯の表面が酸により溶けて、知覚過敏が起きやすくなります。この場合には虫歯も進行しやすくなります。すなわち、歯周病と虫歯の予防が、知覚過敏の予防につながるのは明らかですね😊🦷健康なご自身の歯に勝るものはありませんので、悪くなる前に歯科を受診することを心がけましょう🦷🌟

また当クリニックでは歯科専売の寝る前に塗布するジェルを取り扱い始めました🪥🫧
気になる方はお気軽にお問合せください🌈💎

予防歯科
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