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2024.06.24
被せ物の種類 保険・自費 

歯医者さんで虫歯の治療が進んでくると、被せ物の種類の話になると思いますが、説明をされてもあまり分からないことが多いですよね。
せっかく虫歯の治療が終わったは歯なので、長く大切に使っていけるように、きちんと理解して選択していただけたらいいなと思います。今回は「被せ物の種類」について、詳しくお話していきたいと思います。

詰め物や被せ物によって異なる治療費や見た目、機能性、アレルギーの判断軸で、希望と予算に合わせて選択することをおススメします。
治療する歯の位置によって使用できる素材が決められているため、治療した歯には何が選べるのか、治療してくれた歯医者さんでしっかり説明を受けましょう。

被せ物(保険治療)

硬質レジン前装冠

硬質レジン前装冠は、金銀パラジウム合金などの金属の上に白いレジン(歯科用プラスチック)を貼り付けた歯の被せ物です。前歯の被せ物として保険適用で広く用いられています。

<硬質レジン前装冠のメリット・デメリット・費用>

メリット・費用が安い
デメリット金属アレルギーのリスクがある
・歯や歯茎が変色するリスクがある
奥歯は保険が適用されない
費用約5,000~8,000円

銀歯

銀歯は、金銀パラジウム合金やニッケルクロム合金などの金属で作られるのが一般的です。前から6番目以降の歯は保険が適用されます。

<銀歯のメリット・デメリット・費用>

メリット強度が非常に高い
費用が安い
デメリット・見栄えが悪い
金属アレルギーのリスクがある
・歯や歯茎や変色する可能性がある
費用約5,000~15,000円

被せ物(自費治療)

オールセラミック

オールセラミックは、すべてがセラミック素材で作られた歯の被せ物です。見た目の美しさや自然さを重視する方にとって、理想的な選択でしょう。透明感があり、自然の歯と変わらない質感や色味を再現できることが大きな特徴です。

<オールセラミックのメリット・デメリット・費用>

メリット・金属アレルギーの心配がない
・生体適合性が高い
・耐久性が高いため長期間使用できる
デメリット・歯の削る量が多い
・製作に高度な技術が必要になる
衝撃に弱く奥歯には向かない
費用約80,000~220,000円

メタルボンド

金属の上にセラミックを貼り付けたものが、メタルボンドです。自然で美しい見た目なので、審美性を重視する方に適しています。

<メタルボンドのメリット・デメリット・費用>

メリット・変色のリスクが低い
強度が高くほとんどの歯に使用できる
デメリット・金属アレルギーのリスクがある
・歯や歯茎の変色リスクが高い
・色や質感がオールセラミックに劣る
加齢などで歯茎が痩せると、歯と歯茎の間から金属が見える
費用約80,000〜150,000円

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは、内部にジルコニアを使用し、外側にセラミックを付けた被せ物です。金属を一切使用しないため、金属アレルギーや歯・歯茎の変色などのリスクを軽減できます。また、強度が高いため、奥歯の被せ物やブリッジとしても使用可能です。

ジルコニアの大きな特徴はマスキング効果で、土台に金属を使った場合でも色が透けません。セラミックのみの被せ物よりも自然に美しく仕上がります。

<ジルコニアセラミックのメリット・デメリット・費用>

メリット・自然で透明感のある白さに仕上がる
割れにくい
・金属アレルギーの心配がない
デメリット・歯の削る量が多い
・セラミック部分が割れることがある
費用約130,000〜180,000円

上記のように被せ物にはそれぞれ、メリット・デメリットがあるので、歯医者さんとしっかりと相談して自分のお口の中に合った種類を選ぶといいと思います。
虫歯は予防することはもちろん、なってしまっても今は沢山の治療の選択肢が増えています。適切な治療をすればとても長い期間使えるようになることが多いので、分からないことや不安なことがあればお気軽にお問合せ下さい(*^^*)

審美歯科、セラミック治療
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