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Column
歯科でよく使用する鎮痛剤についてお話しします。
主に虫歯や歯周病などで急に歯が痛くなった時や虫歯、神経の処置中、抜歯後などに処方します。
何種類かあり、どのような違いがあるのか疑問を持たれている方も多いと思います。
当院では全身疾患、妊娠授乳中などお体の状況や服用薬によって処方する薬剤を選択しています。
NSAIDsの薬
特に使用頻度が多いのがNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬、エヌセイズ)です。
ロキソニン、ボルタレン、バファリン、イブなど馴染みがあると思います。
痛み、熱、腫れなどに効果があります。
よく効く薬ですが、妊娠中や授乳中は避け、他の薬の飲み合わせなど気を付けないといけません。
・ロキソプロフェン(商品名:ロキソニン)
多くの医療機関で最も多く使用されているNSAIDsです。
後発薬も多数あります。
副作用として胃の痛みがでることがあります。
即効性があります。
・ジクロフェナク(商品名:ボルタレン)
非常に強い鎮痛効果があります。
ロキソプロフェンの効きが悪い場合に短期的に使用します。
胃の痛みはロキソプロフェンより出やすいです。
NSAIDs以外の薬
・アセトアミノフェン(商品名:カロナール)
鎮痛作用は弱めですが安全性が高いです。
子どもや妊婦、血液サラサラの薬など他の薬を飲んでいる人にも使用可能です。
当院では錠剤と細粒とを備えてあります。
お子さんに処方する際は体重をお聞きしてから処方しています。
ご不明点があればお気軽に聞いてくださいね!
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