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突然お口の中に出来る厄介者「口内炎」一度は出来たことがある方も多いのではないでしょうか。口内炎にはいくつか種類があります。
口内炎の種類
見た目からは「カタル性口内炎」、「アフタ性口内炎」、「潰瘍性(かいようせい)口内炎」に分類されます。
また痛みの有無から有痛性口内炎と無痛性口内炎に分類されます。
細菌感染によるもの
カタル性口内炎
壊疽性口内炎(水癌)
ジフテリア性口内炎
猩紅熱性口内炎
淋菌性口内炎
ウイルス感染によるもの
単純疱疹
帯状疱疹
手足口病
麻疹
このように、形状や原因によっていくつかの種類に分けられますが、一番多く見られる口内炎は「アフタ性口内炎」と呼ばれるものです。
口内炎の主な原因
- 熱い飲食物を頻繁に飲食するあるいは偏食による鉄分やビタミンの不足
- ストレスや睡眠不足
- 不正咬合や、歯ブラシなどによる粘膜への物理的刺激(口内を噛むなど)
- 唾液の不足、口腔の乾燥
- 口腔内の不衛生、プラーク(入れ歯かす)の付着した入れ歯の装着
また、口内炎になりやすい体質の人(食物アレルギーの人や粘膜の薄い人)もいらっしゃいます。さらに、ビタミン欠乏症の症状として口内炎が現れることもあります。なお、口内炎の原因として「食べ物の好き嫌いが多い」「胃腸粘膜が荒れている」という説がありますが、これらが原因でないこともあります。偏食ならびに胃腸と口内炎とでは因果関係が認められない場合がある様です。
通常は一週間程度で自然に完治しますが、悪化すると滲み出るように出血するようになりなす。複数箇所に口内炎が発症する重度のものでは痛みのあまり摂食不能になることもあります。また、口の中が清潔でない場合は口内炎の発症時に口臭を伴うこともあります。なお口内炎はヒトだけでなく、イヌやネコ等の動物にも発症します。
治療法
軟膏 ステロイド、もしくは抗炎症薬を含む軟膏を患部に塗布する方法。

パッチ(貼り薬)患部に、軟膏と同じく抗炎症薬を含んだパッチを貼る方法。

ビタミン剤 ビタミンBの不足が原因の口内炎を治療するときに用いられる。

レーザー治療 レーザー光を用いて口内炎の部分を焼く方法。

その他 上記にあげた治療法以外にも患部の洗浄やトローチなどを用いた治療法があり、上記の方法を2種類以上組み合わせることもあります。
民間療法として、蜂蜜などを塗る、うがい薬でうがいをする…などもありますが、自然に治癒することも多く、放置しがちです。
全身疾患との関係もあることがあり、痛みも伴いますので、悪化する前に一度、歯科医院などの専門医に診てもらうことをお勧めします(^^)
気になる症状があれば、お気軽に相談してくださいね!
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