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Column
入れ歯が壊れてしまったり、久しぶりに口の中に入れたら合わなくなっていて痛みが出たりすることがあります。
そうすると物を噛むのが億劫になるため、食事も満足にとれなくなってしまいます…(:_;)
痛みが出ているときは こんな状態かも!?
- 入れ歯自体が割れてしまっている
- 歯にかけている針金(バネ・クラスプ)が折れてしまい、入れ歯がとまらなくなった
- 入れ歯の縁の部分が擦れたり食い込んでしまい、歯ぐきに傷がついている
- 入れ歯の内面にイチゴの種やゴマ等を挟んで傷になった
- 入れ歯をかけている歯の周りが痛い
- 入れ歯にひびが入っていたり、欠けていたりして歯ぐきが傷ついて痛い
こうしたら良いでしょう
- 傷が治るまで入れ歯を外して清潔にしていれば傷は徐々に治ってきます。痛みがある時はなるべく入れ歯をつけないようにしましょう。
- 入れ歯ブラシを使って流水で清掃し、お口の食べかすも洗い流してください。
- 歯科医院で入れ歯の調整を行う必要があります。早めに歯科医院に行くようにしましょう。
してはいけないこと
- 瞬間接着剤をつかってご自身での修理
歯科医院で修理をするときに、かえって修理しにくくなります。
口の中にいれて使うものなので、瞬間接着剤のみで修理することは好ましくありません。 - 入れ歯安定剤を使用しつづける
一時的に入れ歯安定剤を使用するのは構いませんが、歯や歯ぐきの状態は日々変化します。
調整を行わないと他の部分に負荷がかかってしまったり、傷が出来てしまうかもしれません。
入れ歯をいれる理由
入れ歯を入れないで、歯がないままで長期間放置しておくと、反対側の歯が伸び出してきたり、隣の歯が傾いてきたりして歯並びが悪くなります。
顎を動かすときの障害になるとともに、ものを粉砕する能力が低下し、消化管に負担がかかってしまうのです。また、唇にしわができたり、顔貌が変わったりします。
義歯を入れることにより、以上の弊害を取り除くとともに顎や筋肉、全身の健康維持に役立ちます。
入れ歯の修理
入れ歯が割れたり壊れたりした場合、プラスチックの部分は比較的容易に修理ができますが、金属の場合は預かって修理をする必要があります。再度歯型をとって再製作になる場合もあります。
入れ歯がガタついたり、外れたりする場合は、骨や粘膜が変化し、合いが悪くなっているので、裏打ちをして修理したり、新しく作り直す必要があります。
合いの悪い入れ歯を使用していると粘膜を傷つけたり、不必要な骨の吸収を引き起こしたりするので、早めに治療を受ける必要があります。
入れ歯のバネがかかっている歯に問題がある場合は、歯周病や虫歯の治療も必要です。
口の中に残っている歯が歯周病に罹患してしまっている場合は、早期に治療を始めることによってこれ以上歯を失うことを防げるかもしれません。
重度歯周病になると、少し力がかかっただけで歯が抜けてしまうことがあります。
そうなるまえに歯ぐきの中の歯石取りや嚙み合わせの調整を行い、残っている歯を守りましょう。
入れ歯
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