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Column

2023.02.06
フッ素

虫歯予防といえば、フッ素というイメージがあると思います。
今日はその フッ素 というものについて詳しく掘り下げていきましょう!

フッ素とはそもそも、海、川、土壌・・ありとあらゆる自然の中に存在している元素です。
日常で口にする飲み物や食べ物にも含まれているため、私たちの中にも無意識のうちに常に取り込まれています。
また、私たちの体の中の骨や歯の中に多く存在しており、骨や歯が作られる時や、それらの健康を維持するために必要不可欠な栄養素として知られています。
しかし、食べ物や飲み物だけでは、歯の健康を保つのに十分なフッ素の摂取は不可能で、虫歯予防のためには自分たちで意識してフッ素を歯に取り込んでいくしかありません。

  1. 歯を強くする
    フッ素が歯の表面に作用して強い結晶となり、虫歯菌が作り出す酸から歯を守ってくれます。
  2. 再石灰化を促進する
    虫歯菌によって作られた酸が歯を溶かし始めた場合、唾液中のミネラルの歯への沈着を促すことで歯を修復します。
    この働きを再石灰化作用とよんでいます。
  3. 虫歯菌を抑制する
    フッ素の持つ抗菌作用が虫歯菌にも働きます。虫歯菌が活動しづらくなって酸を作れなくなることで歯を守ります。

市販の歯磨き粉にもフッ素が含まれているものが多くありますが、低濃度に抑えられているものが多いです。
効果があるといえばあるのですが、低濃度かつ歯を磨いた後に口をすすぐ事が多いため、あまり口腔内に長く留まりません。
より確実に虫歯予防を目指すのであれば、歯科医院で3ヶ月に一度の定期検診とフッ素塗布をおすすめします。

ちなみにフッ素を塗って一番効果の高い年齢は新しい歯が生えてくる時期です。
乳歯のは 生後6ヶ月頃から2歳半頃 、永久歯は 6歳から15歳頃 です。
生えたての歯は質がまだ弱く、虫歯に非常にかかりやすくなっているため、この時期は積極的にフッ素を塗りましょう。
フッ素=子供というイメージですが、”フッ素塗布は一生に渡って行ったほうがいい”ということも言われ始めてきています。
年齢を重ねるにつれて、歯周病や年齢とともに歯ぐきが下がって歯の根っこの部分が露出してくるのですが、その部分はエナメル質に覆われておらず、虫歯に対する抵抗性が低いです。

この写真の歯の根元のほうの黄色いところが、歯の根っこが露出してしまっている部分です。
この写真の歯の根元のほうの黄色いところが、歯の根っこが露出してしまっている部分です。

そのため、フッ素を塗布することによりその部分を強化し、むし歯のリスクを下げたほうがよい、ということが言われています。

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