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矯正
矯正歯科治療って何?
悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。
矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。歯がふぞろいだったり、上下のアゴの歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。
噛み合わせが悪い場合には、見た目の問題だけでなく、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 顔の筋肉のバランスが崩れ、顔が大きく見える。
- 肩こりや頭痛が起こりやすくなる。
- 顎関節症を引き起こすリスクが高まる。
- 食べ物をうまく咀嚼できず、長期的に胃腸に負担がかかる。
矯正の種類は何があるの?
矯正の種類は大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。

ワイヤー矯正の特徴
- 矯正器具の取外しが不要
- 適応症例が多い
- 細かい調整がしやすい
- 効率的に歯を動かせる
ワイヤー矯正は細かい調整がしやすく、効率的に歯を動かせることに加えて、適応症例も多いため、歯並びが大きく乱れていたとしても治療が可能です。
ワイヤー矯正のデメリット
- 矯正器具が目立つ
- 食事がしづらい
- 歯磨きがしづらい
- 痛みや違和感が出やすい
- 矯正器具で口腔内を傷つける可能性がある
- 金属アレルギーの人は避けた方が良い
矯正装置を表側に付ける場合、見た目が目立ちます。
また、歯磨きがしずらくきちんと磨けていないと虫歯のリスクが上がります。

マウスピース矯正の特徴
- 取り外しできるので衛生的
- 透明なので目立ちにくい
- 金属を使用しないので金属アレルギーが起こらない
- 弱い力で徐々に動かすので痛みが少ない
マウスピース矯正は見た目が目立ちにくく、取り外して歯磨きが出来るので衛生的です。
マウスピース矯正のデメリット
- 適応症例が限られる
- 着用時間を守らないと効果がない
- マウスピースが破損する場合がある
- 自己管理が必要
歯を抜いて並べる場合は適応でないことがあります。
また、一日20時間以上の装着が必要で、装着時間が短いと効果が得られません。

自分に合った矯正は?
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の一般的な違いについてお話させていただきました。
それぞれにメリット・デメリットがあるのがお分かりになったと思いますが、基本的には患者さん一人一人の歯並びの状態に合わせた治療方法を知ることが大切です。
どちらの矯正方法が適しているかは、最終的には歯科医院での診断が必要になります。
土曜日に矯正の無料相談も行っておりますので、矯正について悩んでいる方は是非一度相談にお越しください。